それは、過去への郷愁といったものとは違って、かといって未来への希望のようなものでもない。
なんだかわからないけど、理由もないまま、ただ、涙がこぼれる。
哀しいのか、うれしいのかさえわからない。むしろそこに感情はない、のかもしれない。少なくとも喜怒哀楽では表現できない、ただ何か、うねりのような、勢いのようなものがある。衝動的ななにかが。
でも、その感極まった状態の内側はすごくしんとして、深い静寂に満ちている。
そして、そういったものすべてが、何かあまく切ない、幸せに満ちた、でもはかない、シャボン玉のようなもので包まれている。
アチコちゃんの歌、特にRopesの音楽を聴くと、いつもそういう気持ちになる。
いつまでもこのままでいたい(いられないことはわかっている)、という気持ちになる。
もうすぐ、ropesの新譜が発売される。
アートワークはマイ弟(血縁関係なし)神林大地!ひゅーひゅー。
先駆けて「パノラマ」のPVが公開されています。
これを見て、まさに脳内の「外側のシャボン玉の色」と「内側の深い静寂の色」で構成されていたのでびっくりした。
私がどれだけアチコちゃんを好きか、を語るのはまたの機会に。
発売おめでとう。
発売おめでとう。
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