13.9.14

妊娠中は平和的な気持ちであることが大切か、私の場合

妊娠時は妊婦のストレスがいちばん胎児に悪い、平和的なものを見て、やさしい気持ちになりましょう、そういう説はよくありまして、またそれは真実に違いないだろうなと思うのですが。

私は特につわり中、結構、残酷なものを定期的に見たくなったりしていました。

まず、サイコパスや大量殺人、未解決事件の類。実際に起きた過去の事件のアーカイブなどがまとまっているサイトを熟読していましたね。なんでなのか自分でも理解に苦しむのですが、見ているとストレスが解消される、とかなんか安らぐんだよね、とかいうことではもちろんなくて、たぶん、想像の範疇を超えた道徳観や倫理観がそこに繰り広げられていて、怖すぎて、その衝撃をうけることでつわりの辛さを紛らわしてた……ん……ですかね?と書くと我ながら不気味なんだけど。脳がきゅーっと萎縮するような恐怖に襲われながらも、特にフォーカスしてしまうのは、実行犯の深層心理。付属池田小事件、女子高生コンクリート詰め殺人事件、北九州監禁殺人事件とか。あと神隠し事件関係もよく読んでいました。これは犯人いないんだけど。

それから、活字をあまり読めないため(って上記と矛盾がありますが)、漫画をよく読んでいて、そこでもホンワカしたものより、緊張感のあるものを好んで読んでいた気がします。非常にハマったものが2つあって、『進撃の巨人』『僕だけがいない街』。いずれも、伏線が巧みで心理描写や人物・状況・時系列の設定が細かく、何度も何度も繰り返し読みました。


『進撃の巨人』諫山 創


『進撃の巨人』についてはもともと旦那さんが持っていて、私は絵が全く好みでなく、まぁ読むことはなさそーだなと思っていました。しかも一度通して読んだときは正直「これの何が面白いの?」と思ったのですが、何度も読むうちにどんどんハマりまくって、しまいにはガイド本やスピンオフを買い、毎日サイト「進撃の巨人ちゃんねる」をチェックし、旦那さんにひかれるまでに。や、マジでおもしろいですよ?あれは。ファンタジーなんだけど、現実世界に通ずるものがあるというか。あとキャラ設定がすごいシュールなんですよ。ちなみに特に誰のファンとかはないんですけども。
そこまでハマるともうAKBみたいに「進撃の巨人ビジネス」が気になっちゃって。色々な食品メーカー・雑貨メーカー、コンビニが進撃の巨人とコラボしている様を観察したり。あと実写映画化の話もちょうど発表されて、それもキャストだけ発表して配役については伏せておくとかっていう手法に感心したり。ファンが熱いのもAKBと似ていて、同人誌の類いとかね。自作4コマがすごいRTされてたりとか。日本人の応用力、模倣力に改めて感心したりとか。

あれ、なんか進撃について長くなってしまった。


『僕だけがいない街』三部けい


『僕だけがいない街』は、漫画家志望の青年が幼少期にタイムスリップしては現代に戻り、過去の事件を解決しようとする『プロポーズ大作戦』や『王家の紋章』のサスペンス版みたいなストーリーなのですが、ほんと読ませる、目が離せないお話です。ちなみに未完です。

逆に平和的なーー赤ちゃんはお母さん(とお父さん)を選んで生まれてきますみたいな本とか、ラブストーリー漫画とか、トライしてはみるんだけど全然進まない。リアリティを感じないというか。なんでなのかな〜。もっと妊婦って、平和でホワホワしてて、赤ちゃんを愛おしいと思ったり、幸せの象徴みたいな気持ちになったりするもんなんでないの?と当時は自分に対して懐疑的になってましたね。でも、ハッピーエンドにも懐疑的、みたいな。


あと、別にほっこり系ではないですけど、つわり中に『アナと雪の女王』を観たんですよ。これがストーリー全然面白くなくてですね、映像技術とか歌、長女・次女の描き分けはすごいなと思ったんですが、結局父親の教育方針に問題ありじゃね?みたいな感想しか抱けず。あれはなんだったんすか。みんな、どこに感動してるんすか。曲ですか。
ちなみに旦那さんはアナ雪について「突然歌いだすとか日常生活ではありえないでしょ?あの展開になじめない」って言ってましたが、もしかしてヒップホップが好きすぎる人生のあまりにミュージカルの存在を知らないのかな?突然ラップしはじめることも日常生活ではあまりないよ?

ちなみに『her』と『グランド・ブタペスト・ホテル』も観ました。『グランド・ブタペスト・ホテル』は文句なしに面白かった!でもって、『her』については展開になるほどね〜って思いつつ(相手がAIだとこういう展開になるのか、的な)、正直90’sの空気を感じすぎて(ナードな雰囲気含め)、全然未来の話と思えなかった。私はスパイク大好きなので超ラブ!みたいなコメントしたいんですけどね〜ほんとは。しかしスカヨハは適役すぎて、最後のクレジットで知ったため、そこ(キャスティング)に一番感動しました。


って話がそれまくってますけど、結局思うんです。いちばんよくないのは我慢することだと。
残酷なものに惹かれる(というか引きつけられる)自分を否定しない。んで責めない。禁じない。ジャッジしない。成すがままにしておく。ことが大事なのかなと。←ジャッジしてるじゃん。

よしもとばななさんの言葉を借りると「いろいろ考えるとどういう生活スタイルをとるかじゃなくて、体、遺伝子に逆らわないということなのかなと思うんです」(三砂ちづるさんとの対談本『女子の遺伝子』より)ってことなのかなと。

そして私は職場や旦那さんなど環境的にとても恵まれていまして、日常生活における、言いたいことも言えないこんな世の中じゃ〜的なストレスがほとんどなかったからこそ、そーいった残酷なことにのびのび没頭できたのかな?と。没頭って大げさですけど。

あと、今思えばこういう志向って子どもの性別にちょっと関係してるのでしょーか。という話なんですが、この件はまたいつか。

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