妊娠してはじめて愕然とします。
世の飲食店がいかに妊婦にやさしくないか、という事実に。
や、接客対応の話とかではなくて、ドリンクメニューの話なんだけど。
妊婦がアルコールNG、というのは広く知られているところであり、また基本飲酒って未成年はダメゼッタイ、なわけで、胎児に影響行きますもんね〜、というのもわかる。
わかるよ?
わかるんだけど。
別に、アルコール飲ませろや!みたいなテンションになるつもりは全然なくて、ただこうなって改めて飲食店に入ると、いままで普通にアルコールしかチョイスしてなかった、という事実に気づくのです。好きな料理やさんも、ワインとか日本酒がおいしくて、お料理とお酒がお互いの存在を引き立て合っていて、それで完璧な体験が実現する、みたいなところばっかりなんですよね。全然自覚なかったけどさぁ。あとたとえばランチでハンバーガーを食べよう、ってなったときとか、ちょっとしたイベントなんかのとき、とりあえずビール頼みますもんね。ハイネケンとエビスで悩むことはあっても、ハーブティーとエビスで悩むことはなかったですもんね。
ドリンクメニューをいただいた際、必然的に目を通さなければならないのが「ソフトドリンク」っていう申し訳なさそうなコーナーね。申し訳なさそうって、完全に私の主観ですけど。
気の利いたところだと、そこにサンペレグリノとかハーブティーなんかも用意されてたりするんですが、ほんとちょっとした居酒屋とかだと「コーラ、オレンジジュース、ウーロン茶」みたいなのが定番だったりします。あ、もちろんそのオレンジ、果汁100%じゃないよね?みたいな。つーかそれが普通だよね、私の居酒屋バイト経験を振り返るに。
つわり中はともかく、つわりが明けてから結構「ご飯食べよう〜」みたいな感じで集合したりするんですけどね。で、出てくる料理を食べるにつけ「お酒飲みたいな」「飲んだらもっと美味しいよな」とか思うんだけど、そこでちょっと旦那さんのやつとかをこっそりひと口拝借しても、もう、全然美味しくない。悲劇的に身体が受け付けないんですよね。しかたなくミネラルウォーターに戻る、みたいな。で、美味しくお酒を飲んでる皆さんを恨めしく見てるんですけど、料理の相棒がお水とかだとね?もう、料理食べるしかないんですよ。だからすぐ食べ終わっちゃうの。料理楽しんで、ワイン楽しんで、余韻を味わって、また料理〜っていうループが成立しなくなるの。料理楽しんで、水楽しんで、余韻を〜ってわけにいかないの。水なんだもん。かといって、これが果汁30%のオレンジジュースになってみて?料理すら楽しめなくなってきますよ。さらに私はつわりが明けても「食べものが美味しすぎて際限なく食べられる!!」みたいな食欲に支配されることがなく、割と少量ですぐお腹いっぱいになるんですけど、だから飲まないぶんガシガシ食べますね!みたいにもなれず、挙句することなくてヒマになるっていう。
っていう!
そんなやり場のない哀しみと怒りがあわさった感情に支配される経験。みなさん(妊婦の)はどう乗り越えてらっしゃるのでしょうか。
や、その場の会話などはおおいに楽しませていただいてますよ?もちろん。だからこれからも誘ってね。
ちなみにアルコールは絶対ダメだと言われてますけど、海外だとそんなこともなかったり。出産のとき「リラックスするためにどうぞ」ってビールをすすめる産院もあるとか?ほんとですかねぇ。
でも、ほんとに受け付けないんだったら、私みたいに飲んでも美味しくない、ってなるのではないかなと思ったりします。ほどほどに気をつけて、あまり神経質にならなくてもいいんじゃないでしょーか派です。
実際、妊娠中2日に1回は飲んでたけどビオワインにとどめてて、結果元気な子を産んでる人もいたり。他の食生活や体内環境も影響してくるでしょうから、なんともいえないですけどねー。でもでも、だってコートニー・ラヴとかケイト・モスが飲酒喫煙一切せずに妊婦生活過ごしたとは思えなくない?みたいな。ネタが90’sですみませんが。
ともあれ、私にとっての救いは、妊娠発覚のちょい前に、誕生日祝いとしてmargoとチニャーレでこころゆくまでおいしいワインをいただいていたこと。あれを反芻するにはもうリピート再生しすぎてカセットテープがすり切れてますが、まぁ最近はノンアルコールの生活にも慣れてきた7ヶ月目、なのであります。
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と、ここまで言っておきながら、実はアルコールについては「あったら嬉しいけどなくても死なないもの」と認識していた(意外とつらかったけど)私。ですが、妊娠におけるもうひとつの重大な懸念事項がありました。
それは、カフェイン。
必ず晩酌をするタイプではありませんが、コーヒーがないと死ぬ。1日3杯は飲んでいた私といたしましては、コーヒーのない生活なんて送ることができるのかと。
それはそれは怯えてまして。
妊娠発覚して何よりも先に、デカフェのコーヒー豆(illy)をAmazonにて買ったりしていたのですが。
つわり開始と同時に、見事に飲みたくなくなりました。
むしろコーヒーの匂いが気持ち悪い。
Amazonの箱、いつまでも未開封。みたいな。
つわりのひどい5月〜7月くらいまでは、とにかく美味しかったのが麦茶で、そればかり飲んでましたが、あ、つわり少し軽くなったかな?って頃、突然ファミリーマートのアイスカフェオレを飲んでみたくなって手を出しました。
そうしたら、なにこの美味しい液体!!!みたいな。
それから2週間くらい毎日のように飲んでましたね。今はもう飽きてますけど。はい。
ちなみにカフェインなんですけど、妊婦はあまり摂らないほうがいいようなんですが、アルコールほど厳密ではなく、何を読んでも「1日にコーヒー1〜2杯くらいならいいでしょう」みたいに書いてある。私も最近は普通にコーヒー飲んでるんですが、妊娠前までは絶対にブラック、それも深煎り酸味無しが好きだったのが、今はカフェオレとかカフェラテを積極的に頼むようになってます。デカフェは気が向いたらって感じであまり気にしていません。ただ、1日2杯までと決めてはいます。
一説には、カフェインは特に妊娠初期にあまりよくないようで、その頃飲んでなかったし、まぁいいかな〜と。
ちなみにデカフェだけど、カフェイン完全ゼロではないらしいよ〜、とか言いはじめるとキリがないのでヤメ。
ちなみにデカフェだけど、カフェイン完全ゼロではないらしいよ〜、とか言いはじめるとキリがないのでヤメ。
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で、さっきのドリンクメニューの話に戻りますけどね。
「コーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、コーラ、オレンジジュース」みたいな選択肢のソフトドリンクメニュー。よくありますよね。
なんですけど、このなかで、カフェイン入ってないのオレンジジュースだけだから。
知らなかったですよ妊娠するまで。
カフェイン=コーヒーと思われがちですが(少なくとも私は思ってました)、紅茶、緑茶、コーラ、ココア、ほうじ茶、烏龍茶、玄米茶、マテ茶、みんな入ってるから!
麦茶、そば茶、黒豆茶、ルイボスティー、いくつかのハーブティー、爽健美茶や十六茶なんかは入ってないです。詳しくはこのあたりを。
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昨日もこの話になったのですが、もっと色々な人に選択肢のあるメニューが広がればいいのにねと、この立場に立って初めてそんなことを思ったりします。
妊婦だけでなく、アレルギーなどの体質的な問題とか、ヴィーガンなど主義的な問題とか。そういうのを持っている人にもストレスなく選んでもらえるようなメニュー構成。
私は20年くらい前にインドに行ったとき、ファーストフードに「ベジ」「ノンベジ」メニューがあることにびっくりしました。ベジバーガーはグルテンミートとかだったのかな、今思うと。それが「ノンベジもありまっせ」的な出しかたではなくて、ベジとノンベジがイーヴンだったんですよね。あなたはどっち?的な。
それから、アメリカなんかのコーヒー店だと、すべての豆にデカフェも用意されてるとか(日本はあっても1種類だし、スタバやタリーズなどにとどまっている印象)。あと、先日妊娠発覚後にモロッコに行った際には、ノンアルコールのモヒートをよく飲んでました。ちゃんとフレッシュミントとライムが絞られてて、モヒートと比べて遜色ない味(と見た目)。こういうものが、もっと市場にあったらいいのになと思います。
が、そこには宗教的な背景が大きく関わってるんだろうなというのもわかっていて。ムスリムはアルコール厳禁だし、多様な民族が集まるアメリカでは、主義主張も様々で必然と選択肢を用意する必要があるだろうし。
日本って、無宗教というか、みんなが同じであることをよしとする風潮が根強くて、善悪とか、マジョリティ/マイノリティみたいなものでジャッジしがちというか。多様性を認めないし優劣をつけたがる。そういう背景がもたらすドリンクメニューへの影響って(や、ドリンクメニューだけではないのだけど)大きいんだろうなと。
そろそろ。変わってもいいんじゃない?と思ったりして。ビジネスチャンスここにあり的な。
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ちなみに我が家の妖精ことうちの旦那さんですが、基本アルコールもコーヒーも全然飲まないため、むしろ買い置いていたビールなどがまったく減らず、近隣の友人に配った思い出。コーラは好きみたいでたまに飲んでますが(500mlで120円のもののみ認めてる様子)、今日はビール飲みたいなあ!みたいにならないのすごい不思議。それどころか、今日はこれ食べたいなあ!もあまりないご様子。出されたものを美味しくいただく系。基本感情の起伏を全然表に出さないのですが、観察してると、テンション上がってるのはジャンプの発売日、イラついてるのは空腹時、くらいのような。ザッツ原始的のびのび生命体。みたいな。毎日ごはんを作ってくれて本当にありがとうございます。
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