25.2.15

産後の身体、私の場合(前編)

生後10日の生命線。長っ。



お疲れ様でーす。

気づけば2月も終わろうとしているではないですか。ということは出産して2ヶ月経とうとしているということでして、産後のあれこれを(育児でなく)書こうとしていた私としては、いろんなものが忘却の彼方にあって焦って居ります。

それにしても、我が子。というものに対して。
そこまで無条件にベタ惚れ的なの、なかったですよ?全く。2ヶ月経とうとしていますけど。や、もちろんかわいいかかわいくないかっていったらかわいいんですけど、ま、目に入れたら痛いよね普通に。私はまだまだ自分優先の人間なのだなと思いました。
先日旦那さんに「麓(息子)とよつば(漫画「よつばと!」の主人公)どっちがかわいい?」と尋ねられ、「麓さんはまだ人格形成途中でキャラクターが未確定だからなんとも比較しづらい」的な返答をしたのですが、結構ドン引きされました。

はい。

で、書きたいのは我が子についてではなくてですね、産後の身体の変化についてなんです。これが、結構痛みのオンパレードよ?って話なんですが、あんまりこういうこと書くと、出産=痛いみたいなイメージがついちゃって、ただでさえ少子化なのに云々、みたいなことになっちゃうのかなーと躊躇してまして。でも書いちゃうね。許して。

いろいろあるんですが、今回は「お腹より下」について。次回「お腹より上」について書きます。2本立てです。


《会陰切開の傷》
単純に私が無知なだけですが、出産するときに子どもが出て来やすいように、会陰を切開するってことを妊娠するまで知りませんでした。もちろん全員が切るわけではないんですが、

初産の場合は切る確率が高い(経産婦は切らない確率高め)
切らないと裂けることがあり、裂けると傷の治りがスムーズにいかない(切ったほうが綺麗に治る)

っていう。切るんじゃん。っていう。
最初、無痛分娩だけが会陰切開をするんだと思っていて(麻酔が効いてるから穴が開かないみたいな勝手なイメージ)、でもそうではなく、自然分娩も基本上記の通りで。
や、これ、結構すごいことだと思いません?私はかねてからなによりもこれを怖がっていて、しかも出産経験者(例えばうちの母親とか)に訊くと「あー、うん切ったよ」みたいに、「新婚旅行はハワイだったよ」みたいなノリで、いやうちの両親は北海道なんですけど、そういえばそんなことあったわね〜みたいなノリで答えてくれるんですよ。そしてほとんどのかたが「それどころじゃない痛みのなかで切るから何も感じない」とおっしゃる。うん、私も無痛で産むから切っているその瞬間は痛くなかろうが、麻酔が切れたとき、どうなのかなっ?穴を広げるくらいの結構ヤバい切り傷でしょ?っていう、その一歩先の情報が欲しかったですよね。でも「あんまり憶えて無いなぁ〜」みたいに言われて終了というケースがほとんどで。

で、どうだったかというと、

めちゃくちゃ痛いです。はい。

といっても私は陣痛を体験してないため、陣痛に比べたらこんなもの、という痛みなのかもしれないですけどね?

で、何が恐怖って無痛の麻酔切れたあとのトイレね。ちょっとでも力を入れると会陰切開の傷が激痛なんです。しかも出産後って、子宮がとんでもないことになってるので、膀胱が全然機能してないというか、尿がたまっても尿意がわかないという恐ろしいことになっていて、意識的にトイレに行かないといけないんです。尿意に誘われて用を足す受動的なトイレと、尿意まったくないなかで頑張って用を足す能動的なトイレ、どっちが力入るかは一目瞭然ですよね?力を入れないといけないのに、入れると痛いということがわかっている。そんなせめぎ合いのなかで迎える、出産後の翌朝のトイレ。地獄です。

出産翌日はほとんどの人がすり足でゆっくりしか歩けない。そして階段とか、股を開く動作が基本的に無理。座るのもドーナツクッションなしではままならず、というかドーナツクッションあっても痛いよ?
でも、ピークはマジで出産翌日の朝。そこから徐々によくなって、1週間くらいでほぼ、痛みはなくなります。1ヶ月すると完全に傷も治ります。

それでもって不思議なことに、出産後2ヶ月経った今、会陰切開のあとってどれだけ痛いんですか?と訊かれても、正直「憶えてない」です。激痛だったのは間違いないのだけど、その記憶はもはや文字情報でしかない、みたいな感じ。出産を通して思うのは、「忘れるから人間生きていけるんだな……」ってことですね。


《子宮収縮と悪露》
出産後は大量の出血(悪露)があります。男性のかたにとっては何がなにやらかもしれませんが、3日間くらいは生理2日目の30倍くらいの量が出続けます。って人によると思うのですが私はそうでした。なので座布団みたいな(ほんとに)パッドを当てて、数時間おきに取り替えるという苦行が。なにが苦行って、そのたびにトイレに行って座らなければならない=会陰が痛いわけですよね股を開くから。また、取り替えるたびに局部を清潔にしないとならないので会陰に触れるのが怖いっていう。これ文字にして大丈夫ですか?

悪露はなんだかんだ1ヶ月以上続きますが、冗談みたいな量が出るのは3日くらいで、その後2週間は生理前半、そのまた後の2週間は生理後半の量、って感じです。

それで、これだけの大量な赤いものはどこから出ているかって子宮なわけですが、や、出産後もっとも痛かったのは会陰の傷ですけど、もっとも驚いたのは、

「あれ?私、まだ妊婦じゃん」

ってこと。お腹が全然出てます。臨月まではいかないけど、7ヶ月くらいの出っ張りはありますよ?あれ。しかもすごいぶよぶよなんですよねー。100年の恋も冷めるくらいのぶよぶよっぷりです。
というのは、出産後子宮のサイズはすぐにもとに戻らないのであります。胃の下くらいまで余裕であるんですね。
さらに猛烈におなかの皮が余ってます。で、羊水とか水ものは全部出ちゃってるから、インサイドにはサイズだけ大きい子宮と脂肪が残ってるわけで。さらに毛深くなった状態とか、正中線なんかもそのまま残ってるから見るも無惨なぶよぶよっぷり。なんです。
退院時に普通のパンツを履いて家に帰れると思っている人は注意!まずウエスト入りません。

ちなみに、出産後麻酔が効いていて精神的には元気だった私ですが、出産における大量出血(といっても人並みの量)&無痛のための絶食により相当貧血状態でして、出産後の夜「意識的にトイレに行ってくださいね!」という助産師さんのお言葉を受けて普通にトイレまで歩いたら猛烈に気分が悪くなり気づけば倒れていました。産後は自分を過信せず、ゆっくり動くのが吉。


《足のむくみ》
出産後はどうしても水分を溜め込みやすく(なんでも母乳を出す準備をしているからとか?ほんまかいな)、むくみがすごいというのは聞いていたのですが、ここまでとは、という状態に。朝、目が開かないにはじまり、足首が消滅し、ババールやサリーちゃんもびっくりの状態になります。足指はパンパンでクリームパンみたい。びっくりしますが、これは数日で元に戻るし、むくみなんで痛みもなく、そんなに害のない変化と言えます。


と、お腹より下に関しての変化はこんなものでして、どれも終わった今となってはこんなのすぐよくなるよ〜的なものなんですが、当時はホルモンバランスが乱れてメンタルも弱っていて、さらに生まれたばかりの我が子に一生懸命おっぱいを吸わせたり、黒いウンチに怯えたり(赤ちゃんが2回くらいだけ出す胎便は真っ黒なのです)、泣き声に戸惑ったりしている最中なもんで、永遠にこの状態なのではなかろうかという不安がオブラートのように自分を包むんですね。でもって、しつこいですけど赤ちゃんかわいい幸せ〜〜〜!みたいな気持ちはありませんでしたね私の場合。余裕ゼロで、必死すぎて。そもそも赤ちゃんという認識もないっていうか、とにかく目の前にある見たことない課題の塊って感じで。

出産直後に「赤ちゃんがかわいすぎて会陰切開の傷の痛みなんか気にならないですよ」と助産師さんに言われていたわけですが、これって「赤ちゃんがかわいすぎる」が前提の方程式なのであって。また、産後ハイと呼ばれるものも皆無でしたし、かわいすぎちゃって仕事する気がなくなるみたいなこともなさそうな。2月末現在も。もともと仕事とプライベートの境目がつきにくいタイプなのですが、そこに育児(というか息子のこと)が混ざり込んですごいミクスチャーぶりになってるだけというか。ちなみにFAITH NO MOREが好きです。


あと、これまたしつこいようだけど息子の名前はROCKとかけてないです。では記憶がこれ以上薄れないうちに近々後編を書きます。

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